家電リサイクル法の対象品目の処分の仕方

二槽式の洗濯機は家電リサイクル法の対象品目になっているため、大阪市では引き取りや収集は行っていません。
不用になった場合は、家電リサイクル法に沿った方法でリサイクルをすることが義務づけられています。
リサイクルの方法は、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページに詳しく紹介されていますからチェックしてみましょう。
わかりにくい場合は、大阪市の環境局に問い合わせれば詳しく説明してくれます。
不用品として大阪市が引き取ってくれれば一番面倒がありませんが、地球環境の保護が叫ばれている昨今、市民1人1人がエコ問題を考える必要があるのかもしれません。
粗大ごみとして回収してもらえませんが、引き取ってもらえるところはいくつかあります。
どこに引き取ってもらえるのかチェックしてみましょう。

家電量販店に確認

これまで使っていたものが不用になったとしても、同じところに住み続けるのなら使わなくなるということはあまり考えられません。
故障などで使えなくなったとしたら、新しいものと買い替えるのが普通なのではないでしょうか。
それなら、買い替える商品を購入予定の家電量販店に引き取ってもらえないか確認してみましょう。
家電量販店で買い替えを予定していることを話せば、すぐに引き取りの段取りを整えてくれるはずです。
買い替えた新しい製品を設置するには古い製品を動かさなければならないわけですから、家電量販店に依頼するのが一番効率的です。
設置や取り外しに技術的な手間がかかることを考えれば、家電量販店にすべて任せたほうが安心だという方は多いのではないでしょうか。
それに、普通ならリサイクル料金と収集・運搬費用は必要ですが、交渉次第で安くなる可能性もあります。

リサイクルショップに電話

まだ使えるものなら、リサイクルショップに買取ってもらえないか電話してみましょう。
もしかしたら買取ってもらえるかもしれません。
お金を出してリサイクルしなければならないものを買取ってもらえれば、処分もできてお小遣いももらえるのですから一石二鳥です。
古い機種であっても、下宿や合宿所など安く設置したいところもあります。
まだ使えるものなら、リサイクル工場に送るより、欲しい人に使ってもらったほうがまるごとリサイクルできることになります。
処分したい人、リサイクルショップ、欲しい人の三者三様にお得なのですからいい方法なのではないでしょうか。

賃貸なら大家さんに連絡を

もし、賃貸マンションやアパートに暮らしている方で、引っ越しする際不用となった二槽式洗濯機を処分したいとお考えなら大家さんに連絡をしてみましょう。
普段大家さんとお話をしたことがないという方は、不動産会社の担当者に連絡してみましょう。
前の入居者の残置物を処分せず、設備の一部として次の入居者に貸すことはよくあることです。
次の入居者は新たに購入する必要がないため、残置物を喜んで使う方が多いといいます。
大家さんや不動産会社の担当者に相談すれば、意外と歓迎してくれるかもしれません。
自分で引き取り先を探す前に、大家さんか不動産会社の担当者に相談してみましょう。

あげます・譲ります掲示板

SNSが全盛の今の時代は、不用品を処分する時もSNSが役立ってくれます。
地域を限定した交流掲示板に投稿するだけで、譲り先が見つかるかもしれません。
自宅に来て引き取ってくれることを前提に出品すれば、どうやって配送しようかと悩む必要もありません。
この方法なら、リサイクル料金や収集・運搬費用を出さなくても処分することができます。
落札金額をゼロにすれば早く譲り先が見つかるかもしれません。
もちろん、状態に合わせて値段を設定すれば、いくらかでもお金が手に入る可能性もあります。
ただ、掲示板に投稿すればすぐに譲り先が決まるわけではありません。
タイミングが良ければすぐに落札者が現れるかもしれませんが、タイミングが良くなければいつまで経っても落札者が現れない場合もあります。
なかなか落札者が現れない時は、参加者がもっと多いメジャーなオークションサイトに出品したほうがいいかもしれません。
掲示板でもオークションでも、出品する手順はほとんど同じで手間もほとんど変わりません。
出品期間を限定しておいたほうが、すぐに落札者が見つかる可能性があります。

不用品買取業者に問い合わせ

処分するのにそれほど時間をかけることができない方は、不用品買取業者に問い合わせてみましょう。
電話かメールで問い合わせるだけで、すぐに見積もりに来てくれ買取が可能かどうか判断してくれます。
時間をかけられない方にとって、こちらの都合に合わせてすぐに動いてくれるのは大きなメリットです。
それに、買取が可能な場合は、リサイクル料金や運搬費用などを支払う必要はありません。
不用品の引き取りにあまり時間をかけられない方にとって、予定通りにサクサク進むこの方法がお得で一番いい方法かもしれません。