大阪市北区でカーステレオを捨てるとしたら

MP3など高性能な機能をもつ製品も含め、カーステレオを大阪市北区で処分する場合、原則として拠点回収となります。
電池・電気で動き、回収ボックスの投入口（15cm×30cm）に入る大きさの使用済小型家電は区役所・区役所出張所等・市役所（本庁）や市内に40ヵ所ある環境事業センターにある専用のボックスに入れると、大阪市にてレアメタルの取りだしやリサイクルを行いますので、資源の有効活用とゴミの減量に貢献ができます。
ボックスの入り口から入らない場合や、拠点までわざわざ行くのが面倒、大変という場合には、最大の辺が30センチ以下であれば普通ごみ、それより大きな物は粗大ごみとなります。
普通ごみの場合は地域で定められた週に2回ある収集日の朝9時までに、所定の集積所に中身の見えるビニール袋に入れて出すことができます。
粗大ごみに該当する場合には大阪市の粗大ごみ収集受付センターに電話をかけて収集日の予約をとり、コンビニなどの粗大ごみ処理手数料券取扱店にて所定の手数料券を購入して製品に貼り付け、予約した日の朝9時までに自宅の前に出しておくと有料にて個別回収をしてくれます。

拠点回収のメリット

大阪市では平成29年4月1日から「都市鉱山からつくる！みんなのメダルプロジェクト」に取り組んでおり、専用ボックスに入れたカーステレオから取り出されたレアメタルは、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックのメダルを作ることにも使われます。
メダルを作成することを通して、オリンピック開催後も思い出の品や頑張った証として世界各地で受け継がれていく、循環型社会の構築に資するいわゆるレガシーとして残されることが期待できます。
またとない機会ですので、使えなくなったカーステレオでオリンピックメダルを作ってほしいという方は、拠点回収に参加するのもおすすめです。

人気が高くまだ使えるMP3は捨てるのはもったいない

壊れていて全く動かない、古くて買取が難しいカーステレオは別として、MP3がついた高性能機種やまだ新しいモデルで正常に動作するものを買い替えたり、中古車自体を処分するなどのご事情で手放す場合には、ただ捨ててしまうのはもったいないです。
レアメタルを取り出しての資源の有効活用に先駆けて、まだ使える物は寿命まで利用することこそ、本当の有効活用となります。
不用品回収業者の中には買取サービスを提供している業者もありますので、メーカー名や型番などを伝えて買い取れるか相談してみたり、無料の出張査定を利用して売れるか確認してみましょう。