乳幼児期のお出かけには必須

新生児は大人が考えている以上にデリケートな生き物です。
ちょっとした衝動でも赤ちゃんにとっては大きなダメージを負うってしまうので、自動車でのお出かけの際には必ずチャイルドシートを着用することが義務付けられています。
赤ちゃんの体だけではなく脳への影響も与えかねないので、必ず安心安全の証拠でもあるＥマークが付けられている製品を選びたいところです。
でも、たった数年しか使わない限定した製品ですので、赤ちゃんが成長するとおのずと使わなくなります。
その際にどのように処分をすればよいのか悩むところです。

使わなくなったら、大阪市のルールで処分

大阪市でお住まいの方でしたら、粗大ゴミとして処分することができます。
処分するには事前に粗大ゴミ収集受付センターへフリーダイヤルもしくは有料の番号で電話をかけて、収集日、処分手数料の確認を取ることです。
処分手数料に関しては、200円になります。
尚、処分手数料券は大阪市内にある郵便局またはスーパーマーケット、コンビニエンスストアで販売されています。
処分日当日は、該当製品に処分手数料券を張り付け、指定された場所に置くだけで収集車が回収してくれる流れになります。

購入先のメーカーで引き取り

極力お金をかけないで処分をしたいと考えている人は、メーカーが行っているリサイクル回収サービスを利用することです。
地球にやさしい方法で処分をしてくれるので、安心して引き取ってもらうことができます。
メーカーによる処分方法は環境省による廃棄物広域認定制度に基づいているので、不用になったチャイルドシートをメーカーに引き取ってもらうだけで、社会貢献と環境保護をしていることに繋がります。

使ってくれる方へお譲り

一番良い処分方法としては、友人や親戚などで近々赤ちゃんが生まれるご家庭にお譲りすることです。
実際に購入すると3万円以上はする品物ですので、お譲りとなるとかなり喜ばれます。
お譲りする際は、しっかりと清掃を行い、消毒も行うことで新品同様に磨き上げます。
またシートベルトがしっかり機能するかなどの確認も同時に行うことです。
問題なく利用できると分かれば、安心してお譲りすることができます。
処分をして土に返すよりも、誰かの子育てに協力できる方がコストもかからないですし、生まれてくる赤ちゃんの成長を見守ることができるメリットがあります。

リサイクルショップを活用

誰かにお譲りしたいけれども、該当するご家族や知り合いが誰もいない場合はリサイクルショップを活用することです。
リサイクルショップではチャイルドシート等の赤ちゃんグッズを積極的に引取りを行っているので、リサイクルショップで査定をしてもらえると買い取ってくれます。
100円でも高く買取をお願いしたい場合は、購入後3年以内の製品であること、製品に破損等がない事、汚れなどは綺麗にふき取っておくことで新品同様に魅せることができます。
また新生児の時に数回程度しか使っていなければ、新品同様ですので、割と納得できる価格で買い取ってくれる可能性があります。
また数軒程度リサイクルショップをまわって、一番良い条件で引き取ってくれるお店に引取りを依頼することも賢い選択です。

オークション等を活用

日本では毎年約100万人の新生児が誕生しています。
チャイルドシートを必要とする赤ちゃんが毎年約100万人存在することになります。
定価で購入できるご家庭もあれば、できるだけ赤ちゃんにかける予算を抑えたいと考えているご家庭もあります。
後者が利用するのが、リサイクルショップよりも割安で販売されているインターネットオークションや今話題になっているフリマアプリです。
オークション、フリマアプリ共に自分が納得できる価格で引き取ってもらえるのが大きなメリットです。
また落札者側としてもメーカー品を格安価格で手に入れることができるのも節約につながります。
双方ともネットでのやり取りになりますので、メッセージを送る際には言葉遣いなどに気を付けることが求められます。
自分の子供が新生児だった頃のシートを顔を見たことがない落札者の赤ちゃんが大事に使ってくれると分かると嬉しい所です。
価格設定においてはできるだけ良心的な価格をつけることと、送料においては着払いにするのか、地元でしたら手渡しまたは引き取りにするのかも入念に話し合いをすることが大事です。