通勤通学に活躍する原付バイク

大阪市西淀川区は大阪でも有数の工業地帯として有名ですが、梅田へのアクセスが良いことからここ10年ほどの間に数多くの大型マンションが建てられました。
そのため、この数年は区内の人口が増える一方でそこかしこで渋滞も発生しています。
梅田までは自転車でも通える近さであることもあり、通勤通学に原付バイクを活用する方が増えています。
自動車より少ない燃料で走ることができ、小回りも利くため通勤通学の足にピッタリです。
ただ、雨風にさらされることも少なくないため、メンテナンスを怠るとサビなどで不具合が起こることもあります。
長年乗り続けてきたことで調子が悪くなったり、新しいデザインのものに買い替えたくなった時、どうやって捨てればいいのでしょうか。

大阪では回収していません

処分する方法として真っ先に思い浮かぶのは、自治体による回収サービスではないでしょうか。
しかし、大阪市西淀川区では、原付バイクの回収は行っていません。
サイズ的に普通ごみの範疇ではありませんが、粗大ごみとしても回収してもらうことはできません。
処分したい場合は、自治体による回収サービス以外の方法を考える必要があります。

販売店の下取り

大阪が自治体として推奨している方法が2つあります。
その2つの方法のうちの1つが販売店による下取りです。
新しく買い替えるのであれば、販売店に下取りしてもらうことを検討しましょう。
バイクは非常にリサイクルしやすい製品であるため、新しく購入してくれるお客から依頼されれば喜んで下取りしてくれるはずです。
もしかしたら、新車の割引に応じてくれるかもしれません。
故障して乗ることができなかったとしても、修理や整備を行えばまた乗れるようになることもあります。
故障が直らなかったとしても、パーツをリサイクルすることは可能です。
ほとんどの車両はリサイクルが可能ですから、販売店に相談してみましょう。

二輪車リサイクルシステム

二輪車リサイクルシステムは、メーカーや輸入事業者が自主的に構築したリサイクルシステムです。
バイクは非常にリサイクルしやすい製品であるため、循環型社会の優等生だと言われることもあります。
そこで、有効にリサイクルすることができるように、再資源化を目的に二輪車リサイクルシステムが作られました。
対象車両であればリサイクル料を徴収されることなく、無料で引取ってもらうことができます。
壊れた車両であっても、パーツをリユースすることは可能です。
もう乗らなくなったので捨てたいという場合は、最終手段として二輪車リサイクルシステムを活用しましょう。

バイクは高く売れます

お好きな方ならすでにご存知だとは思いますが、原付バイクは高く売ることが可能です。
2種だけでなくスクーターでも、メーカー小売価格が20万円以上するような高級車種ならそれなりの価格で買取ってもらうことが可能です。
買取ってもらうなら、不用になった時点ですぐに売却することをおすすめします。
スクーターなどは元値が安いだけでなく、製造年月から1年経つごとに1万円価格が下がるとも言われています。
時間が経過すればするほど価値が下がってしまうわけですから、不用になったならすぐに売却することを考えましょう。
年式が古かったとしても、人気車種ならいくらでも売却できますから諦めることはありません。

オークションを利用する場合

買取業者だと買い叩かれるから、オークションが良いのではないかと思われる方も多いでしょう。
確かに、中間マージンがない分、高く落札される可能性があります。
ただし、オークションに出品するには、出品システム利用料や落札システム利用料などを支払わなければなりません。
もし出品を取り消したりしたら出品取消システム利用料まで必要になります。
その上、商品の受け渡しや名義変更などは、すべて自分自身で行わなければなりません。
せっかく高く落札されたとしても、システム利用料が嵩む上、自分でやらなければならないことが多いのですから割に合いません。
それに、落札者に渡した後に不具合が発見されることもあります。
その場合、修理代を請求されたり悪い評価を受けてしまうことになる可能性もあります。
それを回避するには、きちんと状態を確認し、説明ページなどで詳細に説明しなければなりません。
その面倒を考えると、慣れてない方は買取業者に依頼したほうが安全です。

高く売却するには断ることが大切

どの業者に査定してもらっても同じ査定額になるということはありません。
業者によっては利益を出そうと買い叩いてくることもあります。
できるだけ高く売却したいのであれば、いくつかの業者に査定してもらい、どこが高い査定額を提示してくれるかしっかり確認しましょう。
その際、安い査定額を提示してきたところはキッパリと断ることです。
強くすすめられると断れないような方は、みすみす安値で売却してしまうこともあります。
もし、この額なら売却しても良いという時でも、1度はNOと言いましょう。
そうすることで、さらに査定額がアップするかもしれません。
高く買取ってもらうには、まず断ってみることがとても大切です。