正しい処理方法を知る

かつては大切に使っていた商品もいつかは手放すときがやってきますが、普段あまりゴミとして出さないものの場合はどのように処理して良いのかと悩んでしまう人もあるのではないでしょうか。
処分が難しい物のひとつに金庫があげられます。
大切な財産や書類などを保管しておくのに役立つものですが、買い替えなどで古い物の処分を検討している人もあるのではないでしょうか。
かなり長期に使えるものということもあり、処分は始めてという人は、まずは正しい分別を知っておきましょう。
金庫にも様々なタイプがありますが、大阪市では手提げタイプなど比較的小さい物であれば普通ゴミとして処理することができ、特に費用も発生しません。
そして大型のものとなると粗大ゴミ扱いとなりますので、処理には費用も必要ですし、粗大ゴミ収集受付センターに連絡を行っておく必要があります。

自治体では回収できないものもあります

耐火性のある金庫は火災の中でも大切な財産を守ることができるというメリットがあります。
そしてこうしたタイプは長く使えるというイメージがありますが、永久的に使えるというわけではなく耐用年数は２０年程度とされています。
それゆえ、あまりに古いタイプのものだとすでに耐火性が無くなっている可能性もあります。
もしもの際に備えて新しいものへと買い替えたい場合は処分も考えていきたいですが、耐火金庫の場合は普通ゴミでも粗大ゴミでもなく大阪市では収集できないものとなっています。
金属でできているイメージもありますが、実際には気泡コンクリートという特殊な素材で作られているものです。
それゆえ、処分する際は販売店やメーカー、購入店、さらに大阪セーフ・ファニチュア協同組合に相談してみることがおすすめです。

不用品回収業者に依頼しよう

自治体で回収が行われていない商品も民間の不用品回収業者であれば対応してもらえることも多いので、まずは相談してみることがおすすめです。
耐火金庫は商品によってはかなり大きいものもありますし、ずっしりとした重さもありますので、個人で運び出すのは困難な商品です。
不用品回収業者であれば、自宅の中まで取りに来てもらうことができますので、自分で動かしたり、家の外まで運び出す手間もありません。
処理費用は業者ごとに違いがありますので、事前に電話やメールで見積もりを取っておくと安心です。

買取してもらえる場合も

耐火性能が落ちているものや鍵が壊れてしまっている場合は価値が付かない可能性もありますが、まだ比較的新しく、鍵もしっかりとしているものであれば買取やリサイクルに対応できる可能性もあります。
買取してもらうことができれば処理のために余計な手数料が発生する心配もありません。
大阪府でも多くの不用品回収業者がありますが、回収だけではなく、買取やリサイクルも行っている業者もありますので、まだ使えるものであれば買取してもらえるか相談してみることがおすすめです。